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ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
ドラム式洗濯機の特徴
1槽式全自動洗濯機で今まで普及していたのはパルセータ式というタイプで、洗濯槽の底の部分にパルセータと呼ばれる羽根が取り付けられていて、それを高速に回転させることで水流を発生させる構造となっています。これが登場したのは1960年代からで、現在まで長期にわたる主流方式でした。
このパルセータは初期では小型のものが主流でしたが、最近ではほぼ洗濯槽いっぱいの大きさとなって性能もアップしています。前述の通り、特にアパートや賃貸マンションの場合は洗面台の入り口が狭小で、スペースも限られているので、このパルセータ式を購入することが多くなったのです。
そんな中、スペース的にはパルセータ式より不利ではあるのですが、使用水量が少なく、洗濯物を入れたドラムごと回転させて叩き洗いができるドラム式が急速に注目されるようになってきています。
ドラム式洗濯機で使用水量が少なくて済むのは、水槽式洗濯機とは違って、洗濯物全てに水が浸るようにする必要がないからです。それは、ドラム式の場合は洗濯物が上下に動いて交互に水に浸るように洗浄できるからで、使用水量が少ないので当然、使用する洗剤の量も少なくなり、いろいろな面で節約にもなるのです。
又、ドラム式洗濯機の叩き洗いは、衣類を上から下に落として叩くように洗う方法なので、衣類同士が絡みにくく、その結果しわや傷みも生じにくいのが特徴となっています。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット